開業までの道のり【物件決め編】

富山市総曲輪のNo1面貸し・シェアサロン「シェールピエール」です。

 

前回は、美容室を開業するためにやることを大きく分けて4つ挙げました。

1.物件決め

2.開業・開設手続き

3.スタッフの雇用

4.資金調達

 

本日は、その中の「物件決め」についてお話します。

 

 

おおまかな流れとしては、立地の調査をして→不動産屋へ行って→物件を決めて→工事をする、といったところでしょうか。

 

 

まず、どこに店を構えるのか。これを考える必要があります。

立地の調査とは、店を出したいなと思うところの人の流れとか交通量とかその他いろいろ調べるのが普通です。

ただ、一番大事なのは「どんなお客さんに来て欲しいか」

この1点のような気がします。これさえはっきりしていればそんなに悩むことではありません。

 

 

例えば、

若いお客さんに来て欲しかったら大学の近くかなとか。

今はお客さんとSNSで繋がる時代だから、別にどこでもいいやとか。

 

もしくは、今すでに持っている自分のお客さんはどんな場所なら来やすいかをしっかりとイメージすることです。

 

 

 

 

 

 

●まずは不動産屋へ

 

 

来て欲しいお客さんのイメージが出来上がったら、次はなるべく早く不動産屋行ってみましょう。

 

物件探しは、かなり時間に余裕を持たせたほうがいいかと思います。

常にいい物件が出るわけではないので、納得できるまで粘り強く待ったほうがいいでしょう。

不動産屋が急いで契約させようとする物件は疑ったほうがいいです。だいたい不動産屋は物件のいいところはスゲー言ってくるけど、悪いところは言いません

 

あと、できれば設計会社とかの専門化と見るのがいいかもしれません。と言うのも、電気容量とか排水、給水とかガスとか、美容室特有のチェックポイントがたくさんあるので。もし思わぬ不備があると、工事費が爆上がりするのでしっかり確認した方がいいです。

 

 

 

 

 

 

●見積もりを出して資金調達へ

 

 

さて、

ついに理想の物件を見つけて仮契約したらまたさらに忙しくなります。

設計者とデザイン決めて見積もり出してもらいつつ、メーカーと器材や家具や備品を選んで見積もり出しつつ、資金の調達に注力しなければなりません。

あと、契約したら莫大な保証金(一般的に家賃の6~24ヶ月分)を預けるので大金が必要なのですが、家賃がいつから発生するのかもしっかり確認しておいて備えておかなければなりません。工事中の家賃もとられたら予想外に大きな出費になってしまうことがあるので注意です。

 

 

 

 

 

 

 

●工事をして、完成したら保健所へ申請

 

 

そして、

融資が決定したら物件は本契約、さらに工事の契約・施工という流れになっていきます。

あと、

電気、ガス、水道、通信の契約もそれぞれしなければなりません。

そして出来上がったら保健所のチェック。通ったら晴れて「美容室」と認められます。

 

 

 

 

 

いやー、大変ですね。笑

実際は同時にいろんなこと進めますからね。めっちゃ大変です。

こんなに大変な思いするならお店出すのやめてシェアサロンでフリーランス美容師やったほうがいいかもne・・・・・。

 

 

 

 

次回は「開業・開設手続き」についてです。お楽しみに。